子どもは、どういう風に
絵を描けるようになっていく?
わが子たちの保育園時代の制作帳を
引っ張りだして見てみたら
きちんと成長の道を歩んでおりました。
人間ってスゴイ。
体や言葉の発達と同じように
絵もちゃんと描けるようになっている。
その成長過程をわが家の子どもたちの絵で
ご紹介してみたいと思います。
1歳児 テンテン期
描くというより叩きつける。。
マジックの先が、潰れまくります(>_<)
グルグル期
ただひたすらに、
グールグル、グールグル、グールグル。
2歳児 閉じた丸期
丸にパパとかママとか
名前をつけてくれる(笑)
この時期に「描いて、描いて」も始まり
母は、アンパンマンを上手に描けるようになるのでした。
3歳児 頭足人期
でたーー(笑)大好き♡
頭から手足が生えてくるんです。
カビるんるんみたいな感じです。
4歳児 頭胴足人期
首が無く、手足も微妙ですが
だんだん人らしくなってきて、
空と地面のような概念も見られます。
この頃には、たくさん色も使えるようになります。
使い方は自由(笑)
動物を描けるようになったり
(ライオンが赤くったって平気)
思い出のシーンを
描くことも出来るようになります。
5歳児
絵も色も、当たり前に描けるようになって
なんだか残念?!
女の子は、顔がイラストチックになったり
みんなプリキュアだったり
ドレス着てたりします。
もちろん個人差もあり
わが家の上のお姉ちゃんと下の娘では
同じ時期で1年近く差が見られました。
全く気にすることはなかったです。
最終的に、色に興味をもったり
使いこなしたり出来るようになるのは
4-5歳ですが、
小さい頃から、良質な色彩にたくさん触れることをオススメします。
しかも、印刷物やテレビ画面ではなく
自然が生み出すダイナミックな色彩です。
大きな景色や季節の花、旬の食べ物体験、
一緒にいる大人の声かけは
子どもの心にしっかり残り
その後の表現に大きく影響するのです。
過去記事「ビワ色、夕焼け色」もどうぞ。